キャンプの楽しみの一つといえば焚き火です!
焚き火を囲んで仲間や家族と語らうのは至福の時間ですよね。
今回はそんな焚き火をするために欠かせない、焚き火台の選び方と、おすすめの焚き火台の紹介をしたいと思います!
焚き火台の必要性
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暖を取ったり、明かりにしたり、調理場として用いたりというように、キャンプにおける焚き火台の役割は豊富です。
焚き火台なんて使わなくてもそのまま地面でやればいいじゃん!と思っていませんか?
実は、焚き火台を使用するのには理由があるんです!
キャンプ場は基本的に直火NG!
キャンプ場ではそのまま地面で焚き火をする事、いわゆる「直火」が禁止の場所がほとんどです。
世のキャンプ場の実に90%弱は直火NGなんですね。
何故かと言うと、綺麗に整えた芝生が焼かれると景観が損なわれますし、皆が直火で焚き火をするとキャンプサイトが最終的には焼け野原になってしまいますからね。
ですから、そういった場所で焚き火をするためには、焚き火台が必須となります。
アウトドアでもマナーが大切
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近年は景観保護の観点から、キャンプファイアは耐火シートや焚き火台の上で行うのがマナーとなりつつあります。
※焚き火台や焚火シートを使っても地面にはダメージが残るので芝生のキャンプサイトなどはそもそも焚火禁止の場所も多いです。
使った場所をなるべく汚さないのがアウトドアのマナーなんですね!
焚き火台が必要な理由、わかって頂けましたか?
焚き火台の選び方
焚き火台は、どういう基準で選べばいいのでしょうか?
自分の目的に合った焚き火台を選びましょう。
BBQやダッチオーブン調理ができるタイプも
焚き火台の中には、焼き網が付属しており、炭を入れればBBQが出来るタイプのものや、ダッチオーブンに対応しているタイプの物があります。
これらのタイプは、BBQコンロやダッチオーブン調理の役割も兼ねるので、省スペースかつ経済的です。
キャンプでBBQやダッチオーブンをしようと考えているなら、これらのタイプを買うことをおすすめしますよ!
また、ダッチオーブンが使えない場合でも、以下のような吊り下げ器具を使用するなどして、調理をすることは可能です。
地面へのダメージを防ぐ工夫も
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焚き火台を使用しても、特に背の低い焚き火台では熱で芝生にダメージを与える場合があります。
そういう場合は、焚き火台の下に木の板やブロックを敷くことで、地面へのダメージを防ぎましょう。
キャンプ場によっては、焚き火台の下に敷く木の板やブロック等を貸し出している場合もあります。必ず使用しましょう。
また、土の地面などの場合は、芝生ほどデリケートではないので、灰で汚れないように防炎シートを敷きましょう。
防炎シートは工業用に用いるスパッタシートが有名です。
おすすめ焚き火台
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それでは早速、おすすめの焚き火台を紹介していきます。
使用サイズ、収納サイズ、重量など、基本スペックも表示しているので参考にしてくださいね。(使用サイズは幅✕奥行き✕高さで表記)
キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリル
キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリル 焚火台 M-6500
使用サイズ:47.5×41×30cm
収納サイズ:57×47×6cm
重量:3.8kg
BBQ:◎ ダッチオーブン:◎
収納袋:付属
焚き火台の中でも非常に評価が高いのがこちらのヘキサステンレスファイアグリルです。キャプテンスタッグはほんとたまにこういうホームラン級のヒット商品を作るので侮れませんね。
六角形の安定感と非常にコンパクトな収納性、そして抜群のコストパフォーマンスが魅力です。
ユニフレーム ファイアグリル
ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアグリル 683040
使用サイズ:43✕43✕33cm
収納サイズ:38✕38✕7cm
重量:2.7kg
BBQ:◎ ダッチオーブン:◎
収納袋:別売り
ユニフレームのファイアグリルも焚き火台の中で不動の人気を誇ります。BBQ、焚き火どちらにも利用しやすいデザインと、手頃な価格で愛されています。
ダッチオーブンはそのままでも使えますが、別売りのヘビーロストルを使用するとより快適です。
大きめのラージサイズもあります。
ロゴス ピラミッドグリル
ロゴス 焚火台 バーベキューコンロ ピラミッドグリル EVO-L[2~6人用] 81064102
使用サイズ:39✕39✕26cm
収納サイズ:41.5✕26.5✕8cm
重量:3.2kg
BBQ:◎ ダッチオーブン:◎
収納袋:付属
ロゴスのピラミッドグリルは、収納サイズ、安定性に優れた良い製品です。
特徴がヘキサステンレスファイアグリルと似ていますが、こちらのピラミッドグリルの方が炭受けがしっかりしていますね。
迷ったらデザインで決めましょう!
スノーピーク 焚き火台M
スノーピーク(snow peak) 焚火台 M ST-033R
使用サイズ:35✕35✕24.8cm
収納サイズ:45✕51.5✕3.2cm
重量:3.5kg
BBQ:別売りで◎ ダッチオーブン:別売りで◎
収納袋:別売り
スノーピークの焚き火台はオーバースペックという言葉がピッタリ。熱変形など気にならない分厚いステンレス製で、長年使用することが可能です。S, M, Lのサイズが選べます。
スノーピークの特徴であるオプションも豊富で、これ単体では焚き火しか出来ませんが、オプションを揃えることでBBQやダッチオーブンなど、調理でも活躍してくれます。
揃えるとお金は無くなります。(笑)
尾上製作所 フォールディングBBQコンロ
尾上製作所(ONOE) フォールディングBBQコンロ F-2527
使用サイズ:31.5✕28✕23.5cm
収納サイズ:31.5✕26✕4cm
重量:1.8kg
BBQ:◎ ダッチオーブン:△
収納袋:付属
BBQコンロの名作である尾上製作所のフォールディングBBQコンロです。
基本的にはBBQコンロなんですが、焚き火台としての使用も小ぶりですが可能です。
ダッチオーブンも使用出来ますが、本来の用途ではないので注意して使用して下さい。
コストパフォーマンスに優れた製品で、非常にコンパクトなのでツーリングなど少人数でのキャンプにおすすめです。
ユニフレーム ファイアスタンド
ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアスタンド2 683064
使用サイズ:40✕40✕30cm
収納サイズ:6✕6✕57cm
重量:700g
BBQ:× ダッチオーブン:×
収納袋:付属
ユニフレームのファイアスタンドは、焚き火に特化したアイテムです。4本足にステンメッシュのシートを取り付けるだけのシンプルなデザインです。
ファイアスタンドの特徴として、メッシュシートが通気性抜群なので燃焼効率が非常に良く、最後まで勢い良く燃えます。メッシュなので熱が足元まで来るのも寒い時は嬉しいですね。
注意点として、BBQやダッチオーブンには向きません。日本製です。
また、中華製のコピー品↓も半額ほどの値段で購入できます。
ニュートラルアウトドア クロスファイアスタンド
NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア) X型焚き火台 NT-FT01 クロスファイヤスタンドシルバー
使用サイズ:36✕40✕39cm
収納サイズ:45✕37✕6cm
重量:3.5kg
BBQ:◎ ダッチオーブン:○
収納袋:付属
2015年にスタートしたアウトドアブランド、『ニュートラルアウトドア』の焚き火台です。シンプルでスタイリッシュなデザインで、収納性が高いです。
焼き網は太めで高級感がありますが、縦横の網ではないので肉が落ちないよう注意して下さい。
耐荷重は10kgとのことなので、ダッチオーブンも無理しなければ可能です。
モノラル WireFlame
MONORAL(モノラル) WireFlame
使用サイズ:36✕36✕28
収納サイズ:直径9✕37cm
重量:980g
BBQ:× ダッチオーブン:×
収納袋:付属
火床に耐熱クロスを使用した、デザイン性の高い焚き火台です。スタイリッシュなのに無骨さもある、独特のデザインが男の所有欲をくすぐります。
耐荷重が3kgと思ったほど無いので、でかい薪を乗せすぎるとワイヤーが切れるそうなので注意です。
実用性はユニフレームのファイアスタンドに劣りますが、雰囲気は最高なのでコレクションの一つとしてどうぞ(オイ)
Maxboost フォールディングウッドストーブ
DOGGiE BAG Maxboost(マックスブースト) フォールディングウッドストーブ (専用収納バッグ付き) [無期限保証] TMX11-SF21JF001
使用サイズ:17×17×18cm
収納サイズ:17.5×18×1cm
重量:約500g
BBQ:○(網は自分で用意) ダッチオーブン:○
収納袋:付属
彗星のごとく登場し、瞬く間に人気を獲得した焚き火台『マックスブースト』です。
恐らくは中華製のコピー系商品ですが、本家であるエンバーリットストーブよりもサイズが大きめで使いやすく、また永久保証からも製品に対する自信を感じます。
焚き火台としての利用は勿論のこと、網を用意すればBBQもギリギリ可能(開口部は約11.5✕11.5cm)ですし、アルコールバーナーなどの風防兼五徳としても使えます。スキレットやダッチオーブンもOK。
収納もコンパクトですから、少人数・ソロ用、もしくはサブでの焚き火台をお探しなら是非どうぞ!
最後に
気になる焚き火台はありましたか?
焚き火台で焚き火の魅力を存分に味わってくださいね!