プライムミュージックが日常で大活躍している今日このごろ。
2015年9月に開始したAmazonの音楽配信サービス『Prime Music』(プライムミュージック)ですが、実際に使用してみたところ、かなりいい感じなので使用感や他社との比較、メリット・デメリットをまとめてみました。
Amazon Prime Music とは?
まず、プライムミュージックって何?という方のために、わかりやすく説明していきます。
プライム会員向け音楽配信サービス
プライムミュージックとは、Amazonプライム会員向けにスタートした音楽配信サービスです。プライム会員なら年間3900円でお急ぎ便無料といった様々な特典を受けられるのですが、プライムミュージックもその一つです。Amazonプライムって何?という方はこちらの記事で解説しています。
Apple MusicやGoogle Pley Musicなど、ここ最近で急激に広がった音楽配信サービスですが、Amazonもプライム会員向けにそういったサービスを始めたわけですね。
ライトユーザーを狙ったサービス
最近流行りの定額音楽配信サービスは、月額料金を支払えば、音楽が聴き放題になるサービスです。
多くの種類がありますので、表にまとめました。
サービス名 | 月額 | 楽曲数 | 最高音質 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
Prime Music | ¥325(実質それ以下) | 100万曲以上 | 256kbps | 他と比較すると圧倒的に曲数が少ないが、洋楽は比較的充実している。邦楽は焼け野原。ライトユーザーに最適。 |
Apple Music | ¥980 | 3000万曲以上 | 256kbps | 邦楽が他社と比べ少なかったが、最近は増えている。洋楽は充実。家族でお得なファミリープランも有り。 |
Google play Music | ¥980 | 3500万曲以上 | 320kbps | 邦楽・洋楽ともに充実しており、曲数は最多。クラウド保存が50,000曲まで無料。アプリの操作性◎ |
LINE Music | ¥1000 (学割¥600) | 800万曲以上(英国大手プロバイダとの提携で今後2000〜3000万曲へ) | 320kbps | 邦楽に強い。世界の音楽配信アプリランキングで日本唯一のランクイン。急成長を遂げた。学割がおいしい。国内市場でAWAと共に大きなシェアを持つ。 |
AWA | ¥960 or ¥360 | 数百万曲以上(2015年末までに3000万曲予定) | 320kbps(Wi-Fi) | LINE Musicと共に邦楽に強い。邦楽だけならGoogle、Appleより充実。国内市場ではLINEと共に優勢。 |
他社に比べると圧倒的に悲惨に思えるPrime Musicですが、あくまでもプライム会員の特典の一つという性質から考えれば、ぶっとんだ格安サービスです。
プライム会員には、Prime Music以外にも、プライムビデオが利用可能ですし、なにより本命はお急ぎ便無料、特別手数料無料などのサービスです。(プライム会員の詳細はこちら)それを考えると、Prime Musicの実質の月額は100円以下、ほぼ無料といっても過言ではありませんね。
そう考えると、プライムミュージックは普段音楽を聞かない・お金をかけないライトユーザー層向けということがわかります。音楽に月額1000円を払うというのは、常に最新情報をキャッチしておきたいかなりの音楽マニアでしょうからね。
さて、それではプライムミュージックのメリットについて紹介していきましょう。
プライムミュージックのメリット
Prime Musicは音楽配信サービスとして、ライトユーザーに重きをおいた、非常にお手頃なプランです。以下にメリットをまとめました。
圧倒的コストパフォーマンス
まずはこれです。月額325円でプライムミュージック以外にも、プライムビデオや各種特典がついてくることを考えれば月額325円どころではありません。
仮にプライムビデオとプライムミュージックの2つを目的にプライム会員になったとすれば、1つあたりの月額は160円、ジュース1本分です。
プライムミュージックはあくまでも、プライム会員のオマケ要素なんです。
曲数の少なさは、勿論デメリットです。しかし、曲数は多くても、月額1000円近いサービスは、かなりのヘビーユーザーしか利用しないでしょう。普段の生活にちょっとしたBGMが欲しかったりするライトユーザーを狙ったサービスが、『Prime music』です。
音楽の世界が広がる
私たちの生活の中には音楽がたくさんありますが、周囲の音楽は自分の好みが反映されているはずです。音楽配信サービスの真価とは知らなかった音楽に出会える事です。
お気に入りのアーティストを知ったきっかけが、友人の車で初めて聞いた事という経験は、一度はある経験ですよね。音楽配信サービスはその体験をより身近にするものです。
Prime Musicには他のユーザーが投稿したプレイリスト(オリジナルのアルバム)がありますので、その日の気分にあわせて音楽をかけることも出来ます。そうする中で自分の知らないジャンルの曲を、「意外と良いな」と思えたり、忘れていた曲や懐かしい曲に出会えるかもしれません。
音楽の世界が広がれば、人生が広がるかもしれませんね!
オフラインでも使用可能
Prime Musicはオフラインでも利用ができちゃいます。これはかなり嬉しいですよね。
スマホやタブレットで専用のアプリ『Amazon Music』をインストールすれば、オフライン環境下でも、ダウンロードしておいた音楽はアプリ内で聞くことが出来ます。
特にドライブ中なんかだと、ストリーミングは電波状況によって曲が止まったり音質が下がってしまうことがあります。オフラインでも聞けるというのは、電池節約の意味でも、電波の心配がいらない意味でも嬉しいですね!
実際に利用してみて
最近はドライブ中や筋トレ中に洋楽を流してますが、かなりお気に入りです。
僕自身は邦楽も洋楽もそこまで聴きませんが、どちらかと言えば洋楽派です。
アプリの使用感は良かったです。曲はクラウド上にも保存が出来るので、端末が変わったりしてもOK。
洋楽はけっこう充実
洋楽はポップス・ロックなら
- マルーン5
- アリアナ・グランデ
- テイラー・スウィフト
- ワンリパブリック
- ケイティ・ペリー
- レディー・ガガ
- サム・スミス
- ニルヴァーナ
- フォール・アウト・ボーイ
- sum41
- imagine dragons
などなど、割りといいのが揃ってます。ここ2、3年の洋楽人気曲は結構入っていますね。ここでは書ききれないくらいです。
EDMも、AviciiやAfrojack、ZEDD、LMFAOなど、かなり揃ってます。
また、懐かしのロックやポップスも、Queenやスティービーワンダーを筆頭に、誰もが一度はCMやドラマで聞いたことのある曲が結構ありました。
邦楽はお察し
邦楽はそうですね、期待しないほうがいいですね。期待しないほうが、知ってる曲があった時の嬉しさが増しますから。(笑
画像はJpopの曲ランキングなんですが、かなり厳しいラインナップですね。邦楽で最近の人気曲はAKBとゲスの極み乙女を除けばほとんどないんじゃないでしょうか?かろうじてGreeeenといったところですかね。かなり時代に置いて行かれてる感のあるラインナップです。
僕自身は邦楽はそんなに聴かないので、懐かしい邦楽とか知ってる曲をまとめてプレイリストにしていますが、かなり妥協してます。
強いて言えば柴咲コウさんの「かたちあるもの」が一番好きです。(どうでもいい
アニメ・ゲームのサントラやクラシック、ジャズなど
邦楽の中でも、アニメ・ゲーム音楽に関しては意外と発見があるかもしれません。最新のアニメ・ゲーム音楽は少ないようですが、懐かしいゲームやアニメのサウンドトラックが見つかったりすることもあるようです。
正直ここのジャンルはあまり詳しくないのですが、北斗の拳のOP曲とか、ゲーム『君の為なら死ねる』の曲とかは懐かしいですね。
最近のアニメで言えば、『進撃の巨人』の曲とか、アニメ『てーきゅう』の曲が多かったです。
クラシック、ジャズのジャンルは、BGMとしては非常に優秀ですね。サラ・ブライトマンやノラ・ジョーンズもありますから、初めて聞く人も聴きやすい曲が揃ってます。
まとめ
プライムミュージックの魅力はわかって頂けましたか?
とにかく安さが魅力の『Prime Music』、是非とも有効利用していただきたいですね。
Prime Musicのみを目的にプライム会員になるのは微妙
もしあなたが音楽配信サービスに加入しようと考えている時、プライムミュージックが安いからという理由でプライム会員になるのはやめた方がいいですね。
プライム会員になってもプライムミュージックしか利用しない場合、月額は325円で100万曲。確かに安いですが、邦楽はお通夜状態で聞きたい曲はまず見つからないですし、洋楽も聞きたい曲があるかはわかりません。それならば月額1000円払って3000万曲の方がどう考えても魅力的です。
あくまでもAmazonプライム会員の様々な特典を加味した上で、総合的に判断して下さい。
不満は無い。だってタダだもん。
僕の場合はもともとプライム会員だったところにプライムビデオ・Prime Musicのサービスが始まったために、棚からボタ餅でした。ですから個人的にはタダでこのアプリを利用できているわけで、文句など有りません。
それどころか洋楽は結構自分好みの曲が沢山あって、プレイリストで新しい曲を知ることも出来て、かなり助かってます。
最近は、ドライブ中は勿論、ランニングや筋トレ中、作業時などに大活躍してます。
ライトユーザーにはオススメです!
プライムミュージックはまとめるとこんな人におすすめです。
- 音楽配信サービスに高いお金を払うのはイヤ
- Amazonを日頃から利用している
- 最新のJ-popに興味は無い(ドン!
プライムミュージックはAmazonプライム会員の特典の一つなので、利用するためにはAmazonプライム会員になる必要があります。もしも、日頃からAmazonを利用していて、生活にちょっとした音楽がほしいという方には、Amazonプライムはおすすめですよ!
Amazonプライム会員は『Prime Music』以外にも、様々な特典がありますから、詳しくは別記事Amazonプライムのメリット・デメリットまとめをご覧になって下さいね。
プライム会員は30日の無料体験も可能ですので、まずは試してみるのもアリですね!