今年もキャンプや夏フェスの季節がやってきましたね!そんなとき欠かせないのがアウトドアチェアです。
今回は気になっていたアウトドアチェア、Helinox(ヘリノックス)について気になる座り心地や価格を調べてみました。
1. 基本情報
Helinoxは世界的シェアを持つテントポールメーカー”DAC社”のブランドで、テントポールのノウハウを生かした軽量、コンパクトなアウトドアファニチャーを販売しています。特に、ヘリノックスのチェアは、コンパクト、軽量、組み立て簡単、抜群の座り心地として大人気になりました。
写真はヘリノックスのコンフォートチェア。だいたい¥13000~。
他にも、チェアワン、チェアエリート、タクティカルチェアなどがあります。
2. デザイン性
人気の理由として、今までにないデザイン性もあると思います。”機能美”という言葉が存在するように、機能を追求したモノには洗練された美しさが備わります。軽量化と座り心地を追求したHelinoxにも、美しいデザインが備わっています。
特に、個人的にオススメなのが写真のコンフォートチェア。豊富なカラーバリエーションと生地の風合いがとても素敵です。レザータグなど、細かいところの仕事も憎いですね。タクティカルチェアも良いですがこっちは無骨な感じ。
デザインやブランドイメージを重視した商品戦略も含めて、すばらしい製品だと思います。
3. 座り心地
もう、この1点に尽きるでしょう。僕もヘリノックスという存在を知ってまず思ったのがここです。書きたかったのもここです。
いろんなサイトを調べてこのイスのメリットについては良く分かりました。ならば肝心なのは、軽量、コンパクトさに特化しつつ、どこまで座り心地に妥協しなかったのか。そこが知りたいポイントだと思います。
3-1. 実際に座ってみた
今回座ってみたのはコンフォートチェアというタイプ。アウトドア用品店に展示してありました。写真は取ってなくてごめんなさい。
スポーティなチェアワンやチェアエリートに比べてお洒落で温もりのあるデザイン。メッシュじゃないので冬でも使えますね。屋内使用ならハイセンスな家具に見えちゃうクオリティ。早速座ってみます。
うん。
座り心地は、悪くない、良い。が、「最高の座り心地!」とかではない。
正直ネットで絶賛の声が挙がっていたので期待がものすごく膨らんでいた僕は、あろうことか隣にある小川のハイバックチェアレベルの座り心地なんだと考えていました。それはさすがに違いました。
本体が軽い分、後ろに倒れようと思えば倒れられるので、ゆりかごのように楽しめる。窮屈さは感じないし、浅く座ったり深く座ったりすることで調整もできる。座面もしっかりしてますよ。
結論 座り心地は3000~のチェアと大差ないです。
独特の座り心地に好き嫌いこそあれど、座り心地という点でリラックスチェアに勝るものではないでしょう。比較するのであれば、
小川ハイバックチェア
座り心地★★★★★
収納性 ★
なのに対して、
Helinoxコンフォートチェア
座り心地★★★
収納性 ★★★★★
という感じです。(個人的な感想)
しかし、そもそもHelinoxを買おうと考えるユーザーにとってはある程度の座り心地の妥協は問題にならない筈ですよね。
むしろこのサイズでこの座り心地なら何の文句もありません。4人分そろえても、リラックスチェア1脚分程の体積しかないのはかなり嬉しいです。
軽量化が絶対の登山やツーリングだけでなく、オートキャンプやBBQでも確実に一度はぶつかる壁が荷物の多さです。
余計なものはとことん省いていく中で、絶対にはずせないテーブルやチェアが大幅にサイズダウンするなら、多少の快適性は犠牲にしても(犠牲というほどでもないが)十分お釣りが来るのではないでしょうか?
トップ画像&アイキャッチ画像出典: original update byJinho Jung
helinoxやAliteをまとめてみましたよ!↓