日本でも2015年7月に開始したAmazon傘下のオーディオブックサービスである『audible』(オーディブル)を実際に利用してみました。
オーディオブックサービスに興味のある方は是非ともお試しくださいね!
オーディオブックとは?オーディブルとは?
まだあまり馴染みのない『オーディオブック』
そして『オーディブル』とはいったいどういったものなのでしょうか?
本を聴く時代
オーディオブックというのは、書籍を朗読した音声を聴くコンテンツの事です。音声書籍やカセットブックなどとも言われます。
本を「読む」のではなく「聴く」という楽しみ方は、あまり馴染みがないかもしれませんが、車社会のアメリカではカセットやCDの需要が大きかったため、早い段階で大きな市場が形成され広く普及してきました。
日本では、アメリカに比べ公共交通機関での移動が多く、市場は小規模でしたが、スマホの普及などにより、これから市場は拡大すると言われています。
オーディオブックのメリット
オーディオブックには以下の様なメリットが有ります。
- 移動時間などを有効活用出来る
毎日の通勤時間を有効活用したいと考えていませんか?オーディオブックなら満員電車でもスマホとイヤホンさえあれば本を聴くことが出来るので、ストレスフリーですね。
- 本を持ち歩く必要がない
重たい本をわざわざ持ち歩かずとも、本を聴くことが出来ます。荷物が少なくなって楽ちんです。
- 読書が苦手な人でも本にチャレンジできる
オーディオブックは自発的に『読む』のではなく受動的に『聴く』本なので、本を読むのが苦手な方でも本にチャレンジできます。
- ながら聴きで本のある生活を
家で音楽を聞く要領でオーディオブックを聴けば、料理や掃除など様々な作業をしながら本を楽しめます。読書と違って、目を閉じて横になって聴くなんてことも出来ますね。
『オーディブル』とはAmazonのオーディオブック配信サービス
Audible(オーディブル)というのは、Amazon傘下のオーディオブックサービスの名称です。
もともとは1995年にアメリカでスタートしたオーディオブックコンテンツを扱う会社でしたが、2008年にAmazonの傘下(子会社化)となったことで、より広く普及していきました。
Amazonに買われた程の会社ですから、将来性があるのも頷けますね。
オーディブルの特徴
月額1500円で1万冊が聴き放題
オーディブルは月額1500円で1万冊の音声書籍を聴き放題です。本ってだいたい1冊1000円位しますから、月に2冊読むと元が取れる計算ですね。
ただ、問題なのが読みたい本があるかどうかという点です。
まぁ、読む気もしない本が全体の95%だったとしても500冊は読む価値のある本があるわけですから十分楽しめそうです。
ジャンルも20種類と豊富
文学、ビジネス、落語、語学、ラノベ、小説などなど、様々なジャンルが用意されてます!
これだけ沢山のジャンルがあれば、読みたい本が見つかることでしょう。
オフラインでも利用できる
地味に嬉しいのがオフライン利用可能という点です。iPhone , androidに専用アプリをインストールして、読みたい本を予めダウンロードしておけば、オフラインでも聴くことが出来ます。
オフラインで聴く状況はあまりないかもしれませんが、予めダウンロード出来れば電池の節約にもなります。
初めての方は1ヶ月、プライム会員は3ヶ月の無料期間
この手のサービスは実際に利用してみないと判断が難しいですよね?
オーディブルは初めての際は無料体験が1ヶ月有りますから、心ゆくまでオーディオブックを利用してみてください。自分にはあってないなと思ったら、無料期間中に退会すればOKです。
また、Amazonのプライム会員の場合は3ヶ月の無料期間がありますから、プライム会員の方はぜひ一度無料体験してみてくださいね!
さらに、1ヶ月の無料期間の後にAmazonのプライム会員になった場合は、追加の無料期間をプレゼントしてくれる太っ腹ぶりです。
実際に利用してみた
僕はプライム会員なので3ヶ月の無料体験を利用してみました。
オーディブルの会員登録はPC、もしくはスマホから登録可能です。
早速アプリをダウンロードして起動してみましょう。
こちらがトップページになります。おすすめタイトルや新着タイトル、各ジャンルのおすすめタイトルなどが分かります。鏡リュウジのせいで胡散臭いですが彼はどうでもいいので無視しましょう。
カテゴリーも非常に豊富ですから、いろんなジャンルに挑戦できますね。落語もありますから年配の方にもおすすめです。
とりあえず最初は人気タイトルにあった池上先生の本を聴いてみました。ストリーミングで聴くか、ダウンロードで聴くか選べますから、好きな方で聴きましょう。
朗読してくれるのは俳優やナレーターといったプロの方たちなので、聴きやすいですね。
朗読速度も1.0倍 , 1.25倍 , 1.5倍 , 2.0倍 , 3.0倍の速度が用意されていますから、じぶんの好きな速さで聴くことが可能です。
試しに3倍速で聞いてみましたが、思いの外スムーズに聞き取れますから、時短にもなります。
かなりいいデス
最初は僕もオーディオブックにあまり肯定的ではなかったんですが、実際に利用してみると、なかなかいいですコレ。
まず、読書とは違って聴くだけなのでとても楽です。これは通勤中のビジネスマンにはかなりいいんじゃないでしょうか?混雑した電車の中では本を読むのも一苦労ですよね。これなら音楽を聞く要領で本が読めちゃいます。
もちろん通勤時間だけでなく、家事をしながらや、普段の読書の代わりにもなります。
最初は「オーディオブックだと内容が頭に入ってこないのでは?」と思ったのですが全くそんなことはなく、より集中したいのであれば目を閉じて聴けばしっかりと頭に入ってきます。
倍速機能も時短になりますし、自分の読書速度に近いスピードのほうが聴きやすいです。むしろ僕は通常速度だと眠くなります(笑)
定額制に価値を見いだせるかどうか
月額1500円聴き放題に価値を見いだせるかどうかですね。好きな本が読みたい!という方は個別に音声書籍を買うサービスのほうが良いでしょう。
まだまだ冊数が少ない感は否めませんが、これから日本にオーディオブックが浸透するにつれどんどん増えていくと思うので、期待しましょう(笑)
聴き放題1万冊の中に自分の好みの書籍がどれくらいあるかどうかがポイントですね。そこら辺は実際に見てみないとわかりませんから、オーディブル公式ホームページで確認してみてください。
最後に
オーディブルはいかがでしたか?
Amazonプライム会員なら3ヶ月、そうでない人も1ヶ月の無料期間がありますから、気になる方はまずは無料期間で試してみましょう!