お洒落で実用的!キャンプ用ケトルの選び方&おすすめ紹介

アウトドア
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肌寒い季節のキャンプにはお湯を沸かすためのケトル(ヤカン)が欠かせませんよね。

キャンプでのコーヒータイムなど、なにかと欠かせないのが湯沸かしのためのキャンプ用ケトルの存在です。

今回はケトルの魅力と選び方、おすすめのケトルを紹介していきます。

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キャンプ用ケトルの魅力

出典:http://www.uniflame.co.jp

お湯を沸かす為だけの用途なら、別に鍋でもいいのでは・・・?と思っていませんか?

ケトルは湯沸かしとしての実用性はもちろん、キャンプサイトを彩る素敵な道具でもあります。必ずあなたの所有欲を満たしてくれるでしょう。

湯沸かしの場面は意外と多い

キャンプでの湯沸かしの場面は意外と多いです。

インスタント調理をはじめ、コーヒーを入れたり、アルコール好きならお湯割りなんかにも使いますね。

湯沸かし自体は鍋やコッヘルでも出来ますが、ケトルなら沸騰するのも早いですし、お湯を注ぐ時に失敗することもありません。

コーヒー好きには欠かせない

キャンプ2日目の早朝。静けさの中聞こえる小鳥のさえずり。自然の匂いと澄んだ空気を肌に感じながらのコーヒータイム・・・。

この時間がたまらなく好き&憧れるという方は多いと思います。そんな至福の時間を演出するのに、こだわりの道具は一役買ってくれます。

キャンプでのコーヒータイムを考えているならば、ケトルは必須の存在です。

ケトルの選び方

さて、次はケトルの選び方について説明していきましょう。

口を酸っぱくして言っていますが、キャンプ道具の選び方は使用するシチュエーションを考えて選びましょう。

 容量はどれくらい?焚き火で使う?

まずは使用するシチュエーションを考えましょう。それによって選ぶケトルが変わってきます。

どれぐらいの容量がいるのか

使用する用途や人数によって必要な容量も違います。カップ麺を一度に数人分作るのか、コーヒーを飲むだけなのか、という風に具体的に考えるといいですね。

ガスバーナーと焚き火のどちらで沸かすのか

ガスバーナーを使用する場合は基本どれでもOKですが、焚き火で使用する場合は、オールステンレス製のケトルを選びましょう。

ステンレス製でも、持ち手やつまみが樹脂製等の場合、焚き火での使用は溶けるのでNGです。(火の中にブチ込むような使い方をしなければなかなか溶けないですが)

アルミ製の場合も焚き火使用は可能ですが、ガンガン使うなら耐久性の高いステンレス製をおすすめします。

ケトルの種類

ケトルは大きく分類すると縦長タイプとやかんタイプ、そしてクッカー(鍋)としての機能を併せ持つ寸胴タイプに分かれます。それぞれ特徴がありますから、自分にあったタイプを選びましょう。

縦長タイプ


出典:http://pegdown.naturum.ne.jp

一般的にケトルといわれて連想するのがこの縦長タイプ。お洒落なデザインが人気です。持ち手が横にあるので注ぎやすく、容量も大きいですが、収納サイズも大きめです。

また、ほとんどが焚き火での使用が可能です。

オートキャンプなどで荷物に余裕がある、もしくはデザイン重視の方におすすめのタイプです。

やかんタイプ

出典:http://happysmile.naturum.ne.jp

やかんの形に近い形状が特徴のタイプです。軽量・コンパクトで安定感があります。ガスバーナーによる使用を前提とした構造で、底面積が広いので熱が伝わりやすく、沸騰までがスピーディーです。

焚き火での使用は基本的にはしません。

その特徴から登山やトレッキングなど、コンパクト重視の方や少人数での使用におすすめです。

寸胴タイプ

出典:http://plaza.rakuten.co.jp/papachanfamily

鍋に注ぎ口が付いたような形状をしており、クッカー(鍋)としても、ケトルとしても使うことの出来るタイプです。調理器具をこれ1つで完結させることが可能です。インスタントラーメン派に根強い人気ですね。

オールステンレス製など、焚き火での使用に耐えうる頑丈なものが多いです。

コンパクトで万能なので、ソロは勿論、大人数でも対応できます。

素材による特徴

アウトドアケトルにはステンレスやアルミ、チタンが主に使われます。

それぞれの素材の特徴を知っておくことでケトル選びの参考にしてください。

・アルミニウム

アルミニウムは軽量で熱伝導率が高く、酸化皮膜(アルマイト)によって耐食性も高いです。

融点が660℃と低いので、焚き火にはあまり向きません。炭の中に突っ込むと溶けます。

熱伝導率の高さから湯沸かしや炊飯に向いています。

・ステンレス

ステンレスは耐食性、耐熱性に優れた金属です。錆びにくく融点が1400〜1500度と非常に高いので、焚き火などでガンガン使用できる素材です。

熱伝導率は低いので温まりにくいですが、冷めにくいのも特徴です。

・チタン

チタンの特徴は最強クラスの強度と耐食性です。強度が高いため薄く作ることが出来、軽さにも優れます。融点も約1700℃と高いです。

熱伝導率がとても低いですが、比重が小さく薄く作れるためにステンレスよりも湯沸かしのスピードは早いです。

欠点はコストの高さですね。

 おすすめのケトル紹介

さぁそれではおすすめのケトルを紹介していきましょう!

ケトルは分かりやすいように種類別で紹介していきます!

縦長タイプ

縦長タイプのケトルは容量が多く、大人数での使用におすすめです。デザインがオシャレなのも嬉しいですね。

オールステンレス製が多く、焚き火でもガンガン使えます。長く使うことで味わい深いあなただけのケトルになりますよ!


Coleman ファイアープレイスケトル 1.6L

定番のコールマンのファイヤープレイスケトルは、縦長ケトルの中では価格が安いのが特徴です。しかし価格が安い分品質としては他の縦長ケトルと比べ劣っている印象ですね。

基本的にコールマンは知名度だけで他ブランドの劣化コピーが多いので、そんなにおすすめはしませんが、縦長ケトルは数が少ないので選択肢として一応紹介しておきます。

 

UNIFLAME キャンプケトル  1.6L

品質に定評のあるユニフレームのオールステンケトルです。メイドインジャパンならではの高い品質と高すぎない価格で、最高のコスパと言っても過言ではない縦長ケトルですね。

蓋のストッパーや注ぎ心地など、細かい部分までしっかりと考えられて作られているよい商品です。ちなみに私も愛用してます(聞いてない)

別売りで収納ケース↓もありますよ!

ユニフレーム(UNIFLAME) キャンプケトルケース 660362

 

スノーピーク  クラッシックケトル  1.8L

スノーピークのケトルはクラシックなフォルムとステンレスの無骨さが融合した美しいデザインがGood。

スノーピーカー御用達のアイテムです。

もともとかなり高価格ですが、品薄時にはさらに価格が高騰するので注意です。

 

FIRESIDE   グランマーコッパーケトル  3.2L

薪ストーブに関するプロダクトの製造、販売を行う国産メーカーの『ファイヤーサイド』。そこで人気の商品の1つがこちらのグランマーコッパーケトルです。

熱伝導率の高い銅でできており、底面積も広いので、お湯を早く沸かすことが出来ます。ディティール・デザインはもはや言うことなしですね。眺めてるだけで幸せになれそうです。

本来アウトドア用ではなく、持ち手部分が木製なので、焚き火で使用する際は持ち手部分を上に向けるなどして注意しましょう。

容量5.4Lの大サイズもあります。

ファイヤーサイド(FIRESIDE) グランマー コッパー ケトル (大) 28349

 

ケリーケトル ベースキャンプ(SST) 1.6L

ケリーケトルはアイルランドで古くから伝わる一風変わったケトルです。ケトルと焚き火台が融合したような発想から生まれた合理的なケトルです。

本体は二重構造となっていて、画像のオレンジの蓋から水を入れ、本体外周部が貯水スペース、本体中心は空洞の燃焼スペースとなっています。これにより、内部の燃焼熱で側面のお湯を効率的に沸かすことが可能です。(説明が分かりにくくてすいません。)

完結に言うとネイチャーストーブとケトルの合体版

小枝やまつぼっくり、固形燃料などを使って湯沸かしが可能で、熱効率が非常によいため少量の燃料で素早い湯沸かしが可能です。

※アマゾンでは価格が高騰しがちのようなので公式サイトからの購入も検討してみてください。

 

やかんタイプ

やかんタイプは軽量、コンパクトなので少人数や登山などで愛用されています。

ガスバーナーと併せた使用でスピーディな湯沸かしが可能です。焚き火での使用は基本的には不向きなものが多いです。

アルミ製が多く、黒みがかったものはアルマイト加工済みです。


ALOCS   アウトドアポット  0.6ℓ

アルコールバーナーなどが人気の中華ブランドALOCSです。中華ブランドのなかではかなり品質が安定しており、非常にコスパの高い製品を作っています。

こちらのケトル、実はコールマンのパックアウェイケトル(0.6L)と全く同じ作りです。(違うのはロゴくらい)

正規のOEM元かは分かりませんが、価格面で圧倒的に優秀なのでおすすめです。

ただし、容量表記は0.8Lですが、実際は0.5L程が限界とのこと。こういうところも中華ブランドならではの醍醐味と言えるでしょう!(オイ)

 

Fire-Maple   ケトル    0.8ℓ

ヒートエクスチェンジャーなる構造により、炎を外部に逃さない事で熱効率を高めたケトルです。

簡単に説明すると底部に波状のアルミ板をつけることで、炎の触れる底面積を増加させています。

この技術自体はアメリカのジェットボイルが本家で、Fire-Mapleは中華ブランドなのでこちらのケトルはコピー商品(もしくはOEM元)なんですが、Fire-Mapleは公式HPもあるしっかりとした中華ブランドです。

最近の中華ブランドのクオリティは侮れません。

 

UNIFLAME   山ケトル 0.9L

ユニフレームのやかんタイプケトルです。

メーカー側で想定しているかは知りませんが、ハンドル部分に樹脂が使われていないので、普通に焚き火につっこんでいる方もちらほら。

蓋のツマミ部分が樹脂製だけど大丈夫なの?という気もしますが、アウトドアで細かいことは気にしない方がいいのかもしれませんね!

焚き火で使えるやかんタイプはなかなか無いので重宝します。

 

trangia ケトル 0.9L

アルミ製品が得意なスウェーデンのブランド『トランギア』のケトルです。メスティンでお馴染みですね。

アルミむき出しといった感じの無骨なデザインとコンパクトな可愛さが絶妙です。

トランギアのアルミ製品はアルマイト加工がされていないので、米のとぎ汁などを煮ることで表面に酸化皮膜をつくることで黒ずみを防ぐことが出来ます。

なんか渋い。それがトランギア。

 

Boundless Voyage チタンやかん 1.4L

Boundless Voyageのチタン製ヤカンです。ジャパニーズ『ワビサビ』を全面に押し出したようなデザインが特徴の、マニアックなアイテムです。

チタン製という事もあり価格は高めですが、急須のような本体はアウトドアだけでなく、家庭でも使えそうですね。

寸胴タイプ

寸胴タイプはコンパクトで鍋としても使用できるオールマイティーなケトルです。応用力の高さがウリですね。

しかし、よく言えば万能、悪く言えば器用貧乏という側面もあるため、ソロキャンプなどで荷物を少なくしたい方におすすめです。


スノーピーク    ケトル  No1

スノーピークの寸胴タイプケトルは、焚き火などのハードユースに耐える頑丈な作りです。焚き火での使用を想定して吊り下げ用のハンドルが付いているのもポイントですね。いろんな使い方に対応できます。

高価なイメージのあるスノーピーク製品ですがこちらは値段も手頃なのでおすすめです。

 

キャプテンスタッグ  ラーメンクッカー570ml

ラーメンツーリング(ツーリング+カップ麺)の相棒として名高いキャプテンスタッグのラーメンクッカーです。コスパの高いアイテムで、ケトルとしての性能は最低限ですが、その分他の用途が幅広く、クッカー、マグ、食器としての使用に加え、炊飯も出来る万能さです。

国産で価格の割に作りもしっかりしており、ソロキャンプにおすすめしたい一品ですね。

最後に

今回は以上です。気になるケトルはありましたか?

ケトルは実用性抜群ですし、お洒落なケトルはキャンプを贅沢なものにしてくれます。キャンプだけでなく家庭で使うのもいいですね!

自分にあったケトルを見つけて、キャンプを快適にしましょう!

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