テント泊はテント以外にもいろんな道具が必要です。グランドシートもその一つ。
大切なテントを保護してくれるグランドシートは、テント泊には必須のアイテムですよね。
今回はキャンプにおいて地味な活躍をしてくれるグランドシートについての基礎知識と、おすすめのグランドシートを紹介します!
グランドシートの基礎知識
↑こんな風に敷いてあるのがグランドシートです。
まずは、グランドシートの基礎的な知識から学んでいきましょう!
主な目的はテント保護&防水
グランドシートとは、テント設営の際に、テントの下(地面)に敷くシートのことです。
グランドシートの機能は主に二つあります。
一つは、テントボトム(底部)の保護です。テントをそのまま設営すると、石や木の根によってテントボトムを損傷してしまったり、汚れてしまう場合があります。
テントの寿命を縮めないためにも、グランドシートを設置しましょう。
二つ目に、テントの防水です。グランドシートをしていないと、雨が降った時テントボトムが泥水で汚れますし、生地によっては浸水します。コレは非常にだるいです。
グランドシートをしていれば、テントボトムが濡れるのを防ぐことが可能です。
グランドシートはテントからはみ出さないように
グランドシートはテントの防水が目的ですが、画像↓のように間違った使い方をするとグランドシートを使用してもテントボトムが濡れますので注意して下さい。
出典:http://burari-trekking.seesaa.net/
グランドシートがテントからはみ出してしまうと、シートがテントから流れ落ちる雨水の受け皿になってしまい、テントボトムとグランドシートの間に水が溜まり、浸水します。
こうなってしまうとグランドシートをする意味が無いので、グランドシートはテントからはみ出さないようにしましょう。
テントサイズに合わせて10cmほど小さめのグランドシートを買うのが一般的ですが、テントサイズに合わせて折り畳むのも勿論OKです!
アウトドアブランドの専用品はテントの規格よりやや小さめに作ってありますから安心ですよ。
水を通さないものが無難
グランドシートの素材はブルーシートのような完全に水を通さないビニールタイプのものと、テント素材のような化繊の布に防水コーティングを施したものが有ります。
化繊タイプは特徴として、
- デザインに優れる
- タープとしても使用出来る
- ブルーシート特有のバリバリ感が無い
- 収納もコンパクト
といった特徴が有り、応用力がありますが、防水コーティングが剥がれると浸水しますし、安物は生地が薄く、グランドシート本来のテント保護が不安な点もあります。
化繊タイプを購入する場合は、デメリットを理解した上で購入して下さい。
以上の点から個人的にはビニールタイプのほうが無難だと思います。
おすすめグランドシート紹介
それではおすすめのグランドシートを紹介していきましょう!
今回はブルーシートのようなビニールタイプと、化繊タイプでジャンル分けしました!
ビニールタイプのおすすめグランドシート
ビニール系は、穴が空かない限り水を通さない完全防水が魅力です。グランドシートとしての機能をしっかり果たして欲しい場合はこちらを買ったほうが無難です。
安価な物が多いのもポイントですね。
【LOGOS】ぴったりグランドシート
ロゴスのグランドシートです。商品画像がイラストですが、実物は黒いブルーシートという感じですね。
ほつれ防止に縁取りをしてあり、四隅には紐がついておりテントに結びつけることが出来るため、強風時にも安心です。
こちらの商品は270✕270cmのテント用ですが、他のサイズも有りますよ。
【DOPPELGANGER】OUTDOORグランドシート
DOPPELGANGER OUTDOOR グランドシート GS1-222 (約)2010 × 2010mm
カラフルデザインで人気のドッペルギャンガーのグランドシートです。カラフルなパープルとイエローの縁取りがポイントですね。
LOGOSのぴったりグランドシートと作りは同じです。LOGOSには無いサイズがあるので、テントに合わせて選びましょう。
DOPPELGANGER OUTDOOR グランドシート GS1-221 (約)2050 × 1230mm
DOPPELGANGER OUTDOOR グランドシート GS1-223 (約)2830 × 2200mm
【TRUSCO】ブルーシート
ブルーシートそのものです。これをグランドシートとして使うのも当然OKです。厚手でしっかりしているので、しっかり働いてくれます。
縁取りや紐は無いですが、工夫次第でなんとかなります!(笑)
大きいものを好きなサイズにカットして、自作するのもアリですね。キャンプ以外でも抵抗なく使えるのもポイントです。
【小川キャンパル】PVCマルチシート
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) テント用 完全防水 PVCマルチシート 270×270用 1405
小川キャンパルのPVC製グランドシートです。ブルーシートとは若干違いますが、完全防水という点では共通しています。
PVCとはゴムボートなどに使われる合成樹脂です。非常に丈夫で重たいので、風で飛ばないのが地味に嬉しいです。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) PVCマルチシート 220×150用 1401
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) テント用 完全防水 PVCマルチシート 340×220用 1404
化繊+防水コーティングタイプのおすすめグランドシート
化繊タイプは、ポリエステルやナイロンに防水コーティングを施したもので、見た目はテントやタープの生地と変わりません。
安物はコーティングが弱かったり生地が薄かったりで、浸水する恐れがありますから、ある程度の値段を出す必要があります。
【Coleman】マルチグランドシート
コールマン マルチグランドシート300 2000028503
コールマンのグランドシートです。210Dのポリエステルを使用しているのでかなりしっかりとした生地です。
サイズも豊富なのでテントサイズに会ったものをどうぞ
コールマン マルチグランドシート240 2000028506
コールマン マルチグランドシート/270 170TA0085
【小川キャンパル】マルチシート
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) テント マルチシート 270×270用 1315
小川キャンパルのグランドシートです。210Dポリエステルで丈夫です。固定具がコールマンに比べ多い点が異なりますね。
そこまで差はないので色で決めて良いかもしれません。サイズも豊富です。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) テント シート マルチシート 210×130用 1302
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) テント シート マルチシート 250×220用 1304
【oxtos】アンダーグランドシート
登山用品専門店オクトスのグランドシートです。30デニールナイロンにコーティングをした生地で、非常に薄いですが、しっかりとした性能を持っているので、荷物の軽量化が可能です。
サイズは最大でも215✕180までしか無いので、小さいテント向けですね。
最後に
いかがでしたか?
グランドシートはテントサイズ有ったものが必ずありますから、自分のテントにぴったりなグランドシートを探しましょう!
値段が高かったら自分で作ってもOKです!
グランドシートで快適なテント泊を過ごしましょう!
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