キャンプで面倒なのが準備、撤収作業です。
キャンプの回数をこなせばこなすほど荷物を減らす方向に向かっていくかと思います。
キャンプ道具の削減は手軽なキャンプに繋がっていますよ。
荷物の多さは手間の多さ
荷物が多ければ多いほど準備・撤収に手間がかかります。夏場なんて地獄です。汗だくになりながら準備や撤収に時間をかけるのはいやですよね?
そもそもコンパクト化や余計なものを持っていかない考え方は荷物に制限のある登山やバイクツーリングで主流でした。しかし最近はオートキャンプの方にもロースタイルが流行ったりとコンパクト化の流れが来ています。
断捨離やミニマリストが流行ったように、キャンプ界でも荷物が少ないことが時代の流れになっているんですね。
道具の足し算・引き算
シャネル創業者のココ・シャネルの名言に
「ファッションは上級者になるほど引き算である。」
という言葉がありますが、これはキャンプ用品についても同じことが言えると思います。(?)
ファッションに引き算足し算があるように、キャンプ用品も足し算引き算で考えてみましょう。
こじつけ感がすごい?
気にしません気にしません。
引き算で道具をそろえる
好きな道具ばかりそろえて全部持っていく足し算的考え方は、荷物が多くなりすぎて考え物ですね。
ですから、毎回のキャンプスタイルを考えて、その都度に道具の優先順位を決めて持っていきましょう。
これが、引き算で道具をそろえるという事です。そういう事なんです!(必死)
また、持って行くものは、出来るだけコンパクトなものを選びましょう。
コンパクト化の為に
では、コンパクトなキャンプを実現するために、気をつけたい事を挙げていきます。
畳めるものを選ぶ
当然ですが出来るだけ小さく折り畳みが出来るものを選びましょう。
例えばテーブルやチェア、寝袋類などはなるべく小さくたためるものを選びましょう。これだけでも結構変わります。
燃料を統一する
燃料の統一は、利便性、経済性、コンパクト化のそれぞれの面で有効です。
2バーナーにガス、ランタンにガソリンと電池など、それぞれの道具ごとに燃料がバラバラだと、取り回しが面倒です。出来るだけ燃料は統一しましょう。
また、燃料の統一によって互換性が生まれるので、緊急時や残量の把握に役立ちます。
サイズを統一する
道具のサイズをある程度統一する事で、収納スペースの無駄遣いを減らすことができます。
例えば、僕はユニフレームの焚き火テーブルを使っていますが、55センチのサイズを一定の収納基準としています。
このサイズと同じものはまとめて綺麗に収納できます。
コンパクトなアイテム紹介
実際にコンパクト・軽量化するのに役立つアイテムを紹介します。
Helinox, Alite等のコンパクトチェア
2Lペットボトル並みの圧倒的な収納性に、ゆったりとした座り心地。
キャンプにおいて椅子やテーブル類は人数が増えるほど体積も馬鹿にならないほど増えますので、2Lペットボトル並みの収納サイズは、かなりのアドバンテージです。
4人キャンプの場合で考えてみましょう。
仮にスノーピークのローチェアで統一していた場合、1つあたりの収納サイズは16×18×110cm、体積は約32000cm3です。4脚考えると単純計算でも体積は約120,000cm3となります。これは60Lのクーラーボックス並の体積です。
対してヘリノックスで統一していた場合、1つあたり収納サイズは直径13×35cm程、体積は約4600cm3なので、4脚で考えても体積は18,500cm3程となります。
どれほどコンパクトになるかお分かりいただけたでしょうか?
流石に座り心地ではローチェアにはかないませんが、収納性のアドバンテージは非常に大きいといえます。
ヘリノックスのチェアはコピー品含め様々な種類があります。詳しくは別記事をどうぞ!
マミータイプの寝袋
収納性については封筒型よりもマミー型に、化繊よりもダウンの方に分があります。
といっても夏場はダウンの寝袋など必要ないですし、夏場のキャンプはそもそも寝袋があまり必要ないことも多いので、夏しかキャンプをしない方にはダウンの寝袋は必要無いでしょう。
寝袋の選び方については、別記事↓で紹介しています。参考にしてくださいね。
国産の寝袋ブランドISUKAのマミー型でワンランク上の寝心地を是非。
UNIFLAME 焚き火テーブル
実用性、収納性、デザイン性どれも高い水準でクリアしている名品。このテーブルを何個もそろえて、繋げて使う人も多いです。
ユニフレームは機能性に優れた使いやすい道具が多いのでおすすめですよ。
GENTOS SOL-036C
明るさ380ルーメンの明るさに単三電池6本で14時間点灯という優秀さ。ポイントは単3電池という点。単一よりも安価で使い勝手が良く互換性もありますね。
GENTOSのランタンについて別記事↓で紹介していますのでよかったらどうぞ!
THERMAREST Trail Pro
インフレータブルマットの中では最強クラスの厚みと収納性の両立。寝心地も利便性も両立したいあなたにおすすめです。
実はキャンプでの安眠において寝袋と同等、もしくはそれ以上の重要度を占めているのがテントマット・シュラフマットです。夏場は寝袋がなくても眠れますが、マットがないと地面が固くて体が痛くなってしまいます。
マットには色んな種類があります。別記事で紹介していますから良ければどうぞ!
最後に
コンパクトなキャンプはいかがでしたか?
荷物を削減することで、身軽なキャンプを楽しみましょう!
今回は以上です。手軽にキャンプを楽しんでくださいね!