食洗機を使用したいと以前から考えていたのですが、賃貸の我が家では
置き場所に困るし、取り付けの為の分岐水栓工事が面倒…
しかし、調べてみると工事不要の食洗機が存在するという事が判明!
そんな訳でさっそく購入しました!今回はそのレビューになります。
工事不要!タンク式食洗機
食洗機を導入したいけど賃貸だから取り付け工事が面倒…
工事費も数万円かかるし一人暮らしに食洗機は無理なのかな…
そんな人にはタンク式食洗機がおすすめ!
工事不要で使えるから導入費用が本体価格だけ!
しかも安いから賃貸・一人暮らしにはぴったりの食洗機なんだ!(迫真)
食洗機には分岐水栓の取り付け工事が必須だと思っていませんか?
タンク式食洗機なら取り付け工事不要で食洗機を利用できます。
普通の食洗機(水栓取り付け型)との大きな違いは、毎回使用する時に4~5Lの水を手動で給水する点です。
その手があったか!という感じで目からウロコでした。
タンク式食洗機のメリット・デメリット
給水の手間はありますが、導入コストが安く、賃貸の方にもおすすめです。
タンク式のメリット・デメリットは以下になります
通常の卓上食洗機の場合、分岐水栓の取り付け工事は材料費と工賃を合わせると2万~3万円かかるのがザラです。
食洗機本体と工事費を合わせるとトータル10万円近くの費用が掛かってしまう場合さえあります。
タンク式食洗機は工事不要に加えて、低価格なものが多いので置き場所さえあるなら本体価格のみの合計3万円程度で食洗機を導入出来ます。
毎回使用する前に4~5Lの給水を手動でする必要があるのが最大のデメリットです。
これは導入コストの安さとトレードオフだと思うしかありません。
また、給水スペースや給水方法の観点からサイズがそれなりに大きくなってしまうのもデメリットです。大体どのタンク式食洗機も約40×40×40㎝のサイズがあります。
そして一度に洗える食器量が少ない、というのもデメリットです。
しかし、タンク式食洗機はそもそも賃貸の1人~2人暮らしをターゲットにしていると考えられるのでそれほど大きなデメリットにはならないと思います。
アイリスオーヤマの食洗機をレビュー
本題に入りましょう。アイリスオーヤマの食洗機のレビューです。
我が家は夫婦+乳幼児の3人暮らしの賃貸なので前述の理由でタンク式食洗機がベストという結論に達し、アイリスオーヤマの食器洗い乾燥機を購入しました。
執筆時点で9ヵ月ほどが経過しています。
タンク式食洗機の選択肢はいくつかあるのですがアイリスオーヤマの食洗機は価格面で他より優秀です。
アイリス以外だと、前面蓋部分がガラス張りで中が見えるモノもあります。こっちの方がおしゃれですね。
フタを開いたらこんな感じ。
食器の収容量はそれほど多くはありませんが、2人暮らしなら十分対応できる程度だと思います。
平皿メインならかなりの数を重ねられます。皿の直径も24㎝までなら余裕で入ります。25㎝がギリギリ立てられるかどうかって感じですね。
ちなみに26㎝皿やフライパン(取っ手無し)も斜めにすれば入れられます。
9ヵ月使って感じたこと
購入して9ヵ月。我が家ではバリバリ働いてくれています。
値段なりな部分はある一方で、必要十分な性能を備えておりトータルでは大満足です。
9ヵ月使って感じたリアルな感想をまとめました。
・給水タンクの満タン判定がシビアすぎる
給水タンクは5L入れた時点で『ピピピピピピピピ』と音が鳴ります。ここで給水を止める必要があります。それ以上の水を入れると壊れてしまう危険性があります。
しかし慣れてくると豪快に給水するようになり、勢い余ってピピピライン(音の鳴る水量)を超えて入れすぎることが結構あります。そうなるとボタボタボタボタッ!と給水タンクから水がこぼれ落ちる音がします。(食洗機内部にこぼれ落ちている模様)
これ心臓に悪いので水を入れすぎても大丈夫な設計にしてほしいですね。
実際に『水を入れ過ぎてしまい動かなくなってしまった。』という声が多数あります。
ただし、水の入れすぎで動かなくなった場合、傾けて水を抜くなどの方法で復活する可能性もあるようです。(詳細は↑リンクで確認してください)
・付属の給水カップだと3回~4回の給水が面倒
給水カップが付属しているんですが、この給水カップの容量が1.8Lなので、3回~4回の給水で満タンになる計算。
でもこれ凄く面倒です。
1回、せめて2回の給水で満タンになるようにして欲しい。
私は使わなくなった3Lのピッチャーがあったのでそれを使っています。毎日のことなので給水回数が2回か4回かは結構大きい気がします。
こんな感じのものを使っています。100均とかに安いのあるかも。
・給水時に勢いよく注ぐとこぼれる
給水は勢いよく注ぎすぎると給水口からあふれてこぼれます。
これを防ぐためには漏斗を使うとか色々考えましたが給水口のフタを使うのが最も簡単だと思います。
↓画像のようにフタを立ててフタにあてながら水を注ぐと勢いが死んでこぼれにくくなります。
・乾燥機能には一切期待しない
乾燥機能は前評判どおりの0点。しかしもともと期待してないので問題ナシ。
洗浄が終わって乾燥モードになったら電源を切ってドアを開けっぱなしにしとけばOKです。
電気代もこれで節約できます。
・食洗機NGなプラスチック製品も洗えるかも!?
食洗機NGな食器や調理器具は、耐熱温度が低い事が理由(熱による変形など)である場合もあります。
しかしこの食洗機の洗浄温度は最高でも75℃程度なので、耐熱温度80℃の製品でもギリギリ洗えます。(多分)
実際に食洗機NGなプラスチック調理器具などを洗ってみましたが問題なく使用できました。
これはこの食洗機のアドバンテージだと思います。
設置で注意した点
食洗機を購入する前に、設置する場所を想定しておくのが大事です。
サイズや構造を確認して、実際に使用する場面を想像しましょう。
私が注意した点は主に以下の点です。
まとめ
『食洗機を使ってても結局フライパンや大きめのボウルなんかは手洗いなんでしょ?』
『食洗機使うほど洗い物たまらなくない?』
という声があるのもわかりますが、食洗機を使うことによって、細々した洗い物を洗う際のストレスを減らせるのは間違いないです。
水や洗剤の飛び跳ねに注意しながら洗い物をする必要も、洗い物中に手を滑らせる心配もありません。
賃貸だからと言って食洗機を諦めていた人にもぜひ使ってもらいたい。そんな食洗機でした!
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